本を書いて起きた燃え尽き、脱稿から約2年経った今だから言えることをまとめる

※おことわり

ネガティブな内容を含みます。

途中から力尽きて読みづらくなるかもしれません、ごめんなさーい🙇‍♂️


約2年前、技術書ブームがありました。僕もその波に乗って一気に3冊の技術書を書きました。

その活動の最中ではあまり話さなかったことがありました。そう、ネガティブな側面です。 執筆時、脱稿直後から感じていて言い出しづらかったこと、最後に本を発行してから約2年が経った今だから見えることがあって、言い出せることがあります。

そんなあたりをまとめてみようと思いました。もちろん良いこともあるので、そこも交えつつ。

いちエンジニアが技術書を書くことの良かったこと、つらかったこと、危険性。

良かったこと

調べて・まとめて・書き出してという一連の流れはとても楽しく、自分の性に合っていました。

  • 調べているうちに自分の考えが確かになっていく。説得力をもった言葉を自分の中に作れて、人に対しても話せるようになる
  • 自分の考えが確かになっていくことがわかると、より良いやり方の可能性が見えてくる
  • より良いやり方が見えてくると、それがまた次の研究テーマになって歯車がまわっていく

こんな流れって、エンジニアを楽しみながらやっていく上でとても重要なことだと思っていて、やっていると自然に技術力も上がっていくことだなと思っています。 同時にやり続ける上でも重要なことだと思っています。

本を書き切ることで、内容が良いとそれにともなって周りからの自分の認知も得られるようになって、業界的な自分の価値も上がったように感じました。

つらいこと

でも本を書く一連の流れはとても厳しいんですよ。

  • なにを書くのか整理するのが難しい
  • 書きたい内容が妥当かどうか調べるのが難しい
  • 書きたい内容をわかりやすく、価値のある情報として出力するのが難しい
  • 「本にする」という大きな単位で成果物を出すのは一貫性を保つのが大変
    • ある一箇所の情報に理解のアップデートがあると、全部の情報を見直して理解し直して文章を直さなきゃいけなくなる
  • 締め切りがつらい

    • 同じ締切を共有する人が居ると、外的圧力がすごく強い
    • 強すぎて心を病むし、人間関係にも影響が出る
      • うまくいくと達成感もひとしおだけど...
    • これがうまくいくように自分を律するのも難しい
      • 定期的に集まる機会を作って、ちょっとずつ進捗を積むようにしたりした(仕組みで解決する方法)
      • うまくまわせるようにサポートしてくれる人が居るととてもやりやすい
        • ※コロナでこれを摂取できなくなった気がする!!!!!
        • 考えてることをすり合わせたりするのがやっぱり難しい
  • 正直に言うと、技術書を書く活動の中で成果物や進行に関して中途半端なことをしてしまった部分があってとても反省がある...(関係者の方々には多大なご迷惑をおかけしていました)

    • 自分に対する肯定感を著しく低下させてしまった。自分はなんてダメなんだという気持ち
    • 締切や約束に対する抵抗感が増す。うまくできなかったときに失望されるという恐怖
  • これが自分のことでなく人がやっていることだと肯定できる

    • 挑戦することの尊さは確実にある
    • 友達とか他の人がなにかに挑戦して、うまくいかなかったりその内容に自信がないという話をしていても、肯定できるけど自分自身に対してはこれが適用されない
  • 書くモチベーションの低下の話

    • 書こうとしている内容に新規性がないと自覚してしまったとき
    • アウトプットすることで自分が報われないと感じてしまったとき

危険性

  • 燃え尽きることの危険性
    • もう無理、これ以上なにか調べたくない、考えたくない、整理したくないって気持ちになる
    • 作業を詰め込んだ結果、その後やりたくなくなった
    • エンジニアとして当然だったはずの、調べて・検証して・まとめるということのリズムが取れなくなった
  • 名前が先行することの危険性
    • そんな気持ち、心理状況とは裏腹に良く書けた本は多く参照され、名前が広がっていく
    • 自分でも良く書けたと思ってはいるけど、自分が強くなったのはその書いた部分と周辺についてのみ
    • 「この内容を書いたということは、当然そのほかのことについても精通していて、強いエンジニアなんだ!」という誤解が広まっているのではないかという不安が強くあった(今もまだある)

雑記

  • 今もまだ全然燃え尽きていて、積極的な技術のキャッチアップができてない
  • 文章を書くことはたぶんまだ好きなので、ちょっとずつこうやって書いていきたい気持ち。技術記事も!
  • 正直「技術書を書く」みたいなデカい単位で成果を出していくのはコスパが悪いかもしれない
    • 燃え尽きることなく、継続的に情報をアウトプットしていける方がフィードバックを早く得られるので続けるリズムを作りやすい
    • ITの分野は時間が流れるのが速いので、一時目立つよりも継続的なアウトプットがある方が価値高いんじゃないかなーと思う。自分の中で情報のアップデートも発生し続けるし(これがコスパの良し悪しの話)
  • 「本を書ききる」っていう実績解除は大きかったけど、代償も大きかったかもしれない
    • やる前は「なんとかなる!これまで挑戦してきたこともなんだかんだうまくいったし大丈夫!やるって手を上げて、時間が経って、そこにはやりきった成果と良い気持ちが待ってる!るんるん!」って精神だったんだけど、ここまで回復を引きずっちゃうとは思わなかったなぁ...
    • 「燃え尽きに気をつけてね」ってお世話になってる人に何度か言われてたんだけど、これが燃え尽きるってことかってわかったよね

とあるアプリエンジニアのTwitter転職まとめ

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あけましておめでとうございます、ダンボー田中です。

昨年末ごろにTwitterで転職活動をしていました。その結果をまとめます。

こんなことを書いていきます。

  • どこに決めたの?
  • どんな風にTwitter転職したの?
  • 何社からオファーがあったの?
  • 結局どういう会社が良いと思ったの?
  • Twitter転職どうだった?
  • Twitterで募った質問へのアンサー
  • さいごに

どこに決めたの?

株式会社タイミーです。

どんな風にTwitter転職したの?

時系列的にはこんな感じ。

  • 2020ĺš´10月中頃: あんまり次のことを考えずに辞めることだけ決めて上長に相談した
  • 2020ĺš´10月21日: 転職活動開始
    • NotionきCall for Job Offersをまとめた
    • まとめた内容をひっさげてツイートした
    • その後受けたオファーを読んで、良さそうと思ったところは話を聞いて、合わなそうと思ったところは断ったり
  • 2020ĺš´11月14日: だんだん転職活動に疲れた様子を見せはじめる
  • 2020ĺš´11月18日: タイミーにエントリー
  • 2020ĺš´11月30日: 内定、内定承諾
  • 2020ĺš´12月01日: Twitterで転職活動が終わったことを報告

その間声をかけていただいた会社の話を聞いたり、オファーのあった会社のミッションが自分に合うか考えたり、作っているものを触ってみてどう感じるか見たりしました。

何社からオファーがあったの?

合計で11社からお声がけいただきました。本当にありがとうございます。

路頭に迷ったらどうしようかなーとか、声がけがなかったら逆に「ウッソこれ以上どうやったらTwitter転職ってできるんだ!?」と不安に思っていた部分があったのでよかったです。

中には条件のマッチ度の低い会社もありましたが、事業内容によっても柔軟に判断できると良いと思ったのでまずは話を聞いてみるというのをしました。

結局どういう会社が良いと思ったの?

どういうところが良いと思ったかは、Notionをまとめた後から転職活動を通して徐々に整理されていきました。実際に転職を考えてみて明確になっていく部分も多々ありました。

今回の転職は次の部分を重要視しました。

  • 週3日または4日勤務
  • 金額
  • 事業内容やこちらから提供できる価値とのマッチ度
  • 仕事のプロセスに対する信頼感

最近は良い仕事、良いアウトプットは良いプロセスから生まれると考えるようになっています。

会社や開発の話を聞いたときにどういう思考で仕事をしているか、ドキュメントがどのようにまとめられているかなどを明示されるととても信頼感がありました。

最終的にはその思考やアウトプットが自分の働き方にマッチしていそうかで判断しました。

Twitter転職どうだった?

僕にとってはよかったです!

Twitter転職はパーソナリティやアウトプットが、Twitterを通して周知されている人に向いていそうでした。

自分が何者なのか知ってもらえている状態で声をかけてもらえるということは、「うちの会社に合いそう」or「うちの会社に来てほしい」という状態から転職をスタートできるのでラクでした。 ラクというのは、声をかけてもらった会社のことをこちらから知っていけば良いという状態を作れるので、腹の探り合いみたいなもののコストが下がるのかなと思いました。 0からスタートする転職活動はこちらから向こうを知る、向こうがこちらを知るの両方をしなければいけないのでコストが高くなるので。

Twitterで募った質問へのアンサー

Q1. 転職の手段にTwitterを選択した理由が気になります!SNSを使うのってメリデメいろいろあると思うので。

A1. 試してみたかったから!なのであんまりメリデメは考えずスタートしました。前職に居たときに技術書を執筆した実績をあんまりうまく活用できなかったなという後悔があって、そのステータスをひっさげて自分を打ち出してみたらどれくらい需要があるかなーという試してみたさがありました。本を書いたのももう結構前な気もするので時効な気もしますが。

Q2. TwitterのリプとかDMとかから大量のスカウトがあったかと思いますが、ぶっちゃけウザくなかったのか聞きたいです。

A2. さばききれないほどの量ではなかったので大丈夫でした。ただあまりにも条件が合わなすぎだったり、事業内容に共感ができなくて断るみたいなところは申し訳なさを感じて疲れました。ウザくなかったのかというところは、いきなり近い距離感で投げられたDMとかNotionを読まずに行われた声がけは辛かったです。「何を任せたいのか、具体的に書いていただけると幸いです。」ってNotionに書いてたので、その時点で「Notion、読んでもらえなかったんだろうな...」って気持ちになりました。

さいごに

週3日または4日勤務、かつ正社員という条件がマッチする会社がやっぱり多くはないという印象でした。時短で働ける会社が増えていってほしい。週5日 8hで働くのは、仕事以外のこともしようとするとあまりに比重が高すぎると思っています。最近の自分のテーマは「自分から仕事を引いたときになにが残るか」というところなので、良い出会いがあったことに安心しています。

よかったあ。


P.S. 「結局週3日勤務なの?週4日勤務なの?」という質問がありました。たしかに。これが答えです。

気付いたら自我を失っていた話

おばんです、ダンボー田中です。

仕事に追われ、エンジニア以外の自分になりたい気持ちと板挟みになり、徐々に疲れていった結果うつになり、自我を失っていることに気付きました。

これは自我を失った経緯や、そもそも自我ってなに?確立するにはどうしたらいいの?みたいな話が頭の中でまとまりつつあるので整理する記事。

書くこと

  • 発端: 友人「お前は自我が無ぇな」
  • 問題: 自己肯定感の無さ
  • 経緯: これまでの自分の価値を見失った
  • 糸口: 自我についてまとめた記事を見つけた
  • これから

発端: 友人「お前は自我が無ぇな」

先日友人と旅行に行った際に「ダンボーには自我が無い」という話題になりました。 そういえば最近、友人に「お前は自分が無ぇな」とか「お前はどうしたい」みたいなことを言われることが増えた気がしていました。

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口の悪い友人

あれ、そういえば自我ってなんだろうと思った僕は友人に尋ねたところ、 「自分がどんな人間なのかじゃね。なにが好きか、なにが嫌いか、 それがどうしてなのか明文化していった先に自分が出来上がる」という返答をもらいました。

あ〜〜〜〜〜、そういうのわかんないなぁ〜〜〜〜〜。

食べ物とかだいたい食べられるし、そんなに嫌いなものないし。 人と喧嘩するようなこともなく、どちらかというと日和見主義だし。 他の人が「こうしたい」があればそれに乗っかりがち。

自分がどういう人間で、どうしたいのかはわからなくて曖昧かもしれない。

問題: 自己肯定感の無さ

自我がはっきりしていないと起こる問題に自己肯定感の無さがあると思っています。 自己肯定感が無くて不便に感じるのが、たびたび自分を襲う虚無感であったり、 目標を達成する力が失われることだったりします。

最近の自分の悪癖として、なにか物事がうまくいかなかったときにまず初めに疑うのが自分になっています。 「自分の能力が低かったから」「持って生まれたものでなかったから」とか。

好きな言葉は東京グール、ヤモリのアニキの「この世の不利益はすべて当人の能力不足」です。よろしくお願いします。

自分の能力がいかほどなのか、持って生まれたものがなんなのか、 なにも明らかでない部分に原因を置いてしまいがちです。

仕事においてはプロセスや前後を明らかにすることで起こることは改善していけると考えているエンジニアですが、 個人的な部分ではこれが適用できていません。たぶん感情も混じってるから。

明らかになっていない部分を原因にしてしまうのはナンセンスですよね。今文章を書きながら自覚しています。 なぜそんな帰結をしてしまっているかといえば、これまでの自分の価値を見失ってしまったからなのですが、 これについては後述します。

「自分はこういう人間」という部分がはっきりしていないと、とりあえず生きづらいのかも。 そこがわかると「まー、今回の件はしゃーなしですね」とか流せるようになるのかも。 たびたび襲われる虚無感はなくしたいし、目標は達成したい。

経緯: これまでの自分の価値を見失った

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ボ

僕はこれまでソフトウェアエンジニアとして、高校・大学・社会人を過ごしてきました。 もう9年くらいこのことばかり考えて生活してきました。 経験を積み重ねて各地で登壇をしたり技術書を書くほどになり、 キャリアとしては順風満帆だったように思っていました。

ふとしたときに趣味ができて、エンジニア以外で創作活動も行うようになりました。 エンジニアの延長として始めるマネージャーやデザイナーへの転向みたいなものでなく、 写真やイラストなど全く新しい領域で、これまでの経験がアテにならないようなものです。

そんな活動を通して新しい人々との付き合いも増えて、今の自分から果てしなく遠い存在を理想とするようになりました。 自分は熱中すると他が見えなくなる性質を持つので、その領域でこれまでのスキルが評価されないとなると、 これまでのエンジニアとしての自分に価値を感じなくなっていきました。

時を同じくして、自分が関わる人からエンジニアとして尊重されていないと感じる出来事が起こりました。 結果を出していて、うまく回っていたはずが、突然そうではないと否定されてしまい、今までやっていたコードを書くこと、 技術を勉強することの価値がわからなくなりました。

これまでの価値観の足場がどんどんと崩れていき、寄りかかるものがなくなり、自我を失うポイントになったように思います。 すべての歯車がズレ、心の隙間にうつが入り込みます。

躁鬱の呼吸、壱の型。「なんか自分要らなくない?」

糸口: 自我についてまとめた記事を見つけた

そんなこんなで自我について悩んでいると、また別の友人からこんな記事が送られてきました。

yasumasanpo.hatenablog.com

自我とはなにかとか、その形成はどのように行われていくのかが書かれています。 ものごとに名前がついたり、ステップが説明されるとわかりやすいですね。

記事を読んでわかったことをかいつまむとこんな感じでした。

  • 今の自分には「これぞ自分だ」という感覚、自我同一性が無い
    • 自己斉一性・連続性、対自的同一生、対他的同一生、心理社会的同一性、どれも自信がなかった
    • 自分がどういう人間なのか曖昧にしていた部分を観察して、明文化していくのがいいのかも
    • それを他人から見たときと、社会から見たときで比べていくのがいいのかも
  • 今の自分は自我の危機に晒されている状態である
    • これまでを支えてきた生き方が自分にはあるけど、それを見失っている状態
    • これを乗り越えた先に真の自我の確立があるっぽい

「エンジニアやっててうまくいってるからガリガリやってこ〜」という足場が崩れたので、 「エンジニアの部分を抜いた自分」みたいなのを盛ったり見つけたりしていく必要がありそう。

待って。同じように仕事して日々を過ごしていると思っていた同世代のみんなはこんなこと並行して考えてたの??? みんな自我持ち?僕が仕事しか見えてなかっただけ〜!?わからん。

これから

  • 心身を立て直す
  • 今の自分を整理する(事前調査)
  • 新しくなりたい自分を見つける(要件定義)
  • そのために必要なものごとを整理する(仕様定義)

とかしていこうかなという気持ち。要件定義されてないものは形にならないですよね。

そういえばコロナが流行る前、エンジニアのイベントやコミュニティによく顔を出していた時は人と話すことで いろんなことを自分の中で整理つけていた気がする。

新しいことをしていくときもインプットとアウトプットを増やすために人と話をすることが必要なのかも。 圧倒的に人と話をする機会が減ったし、自分がどんな人間なのかとか、自分の良いところは人と接する中で見つけていった気がする。

技術でもなんでもいい。映画でもなんでもいいから、作品を見たり、生き物や植物を見て、人と話をしていくぞ!!! よっしゃ、整理ついた。


P.S.

  • 急に新しいことをはじめて大きな目標を立てるのはつらい。それはそう。
  • こういうことを考えたりまとめたり出来るようになってるのも、心が回復していってる感じかなと思って良い
  • なにか行動しながらだと、自分のことを整理したり出来ないという話も聞くので、無職期間を作れてよかった
  • 友達と話すことはたいせつ。こういうことを考えてみるきっかけや、自分の課題を課題として指摘してもらえるので認識できる
  • たぶんうまくやる人は徐々に活動の軸をずらすみたいなことをしていくと思うんだけど、自分は興味が一方向に向いてしまうと他のところをおろそかにしがちなので、下手くそなんだと思う。
  • 疲れてずっと思考の整理と覚悟がつかなくて書けていなかったこととかもまとめられてよかった。こういう話を外に出したかったけど、余裕がなくてずっと吐き出せなかった...

ピクシブ株式会社を退職します

おばんです、ダンボー田中です。

表題の通り、11月末で現職のピクシブ株式会社を退職します。

この記事は退職して最近どうしてるか、ピクシブ時代の振り返りと、ダンボー田中のこれからについて雑記します。

退職して最近どうしてるか

有休消化中で、めーーーちゃくちゃ休んでます。

毎日ゆっくり寝て、漫画・映画・Vの配信視聴・ゲームなどして、あと勉強したりしてゆっくり転職活動を進めています。サイコーーー!

気付けば社会人になってからこれまで半月以上レベルの長い休みを取ることが無かった気がします。 その反面、抱える仕事は経験に合わせて重くなっていったりしたのでまあいろいろときつくもなるなって。

今年は仕事だけじゃなく趣味の方でも根をつめすぎてしまっていました。 そのせいか今頭の動きがすごく悪くなっていて、言語能力とか記憶力とかマルチタスクの許容量とかの性能が格段に下がってる。 休みのうちに直したいと思います。

ピクシブの振り返り

ピクシブでは約2年半お世話になりました。

その間に変わったことは趣味に出会って、遅れてやってきた青春を取り戻しつつあることですね。

会社に遊んでる人が多いんですよ。(仕事中にという意味ではなく) むしろ会社の仕事よりすごいことしてませんか?みたいな人もゴロゴロ居ますし、こっちもつられるというもので。

創作活動を始めたり、ゲームをしたり。 こういうことができるようになったのは自分の中でとてつもなく大きくて、 これまでだと時間が空けばプログラミングか、勉強会か、資料作りかみたいな感じですべてを仕事関連に結びつけて、 カレンダーの空いているところ=予定が空いている(なお休む時間は考慮しないものとする)という無茶苦茶なスケジューリングで生きていました。

この習慣から抜け出して自分の人生を謳歌できるようになったのは、周りで趣味を持っている人が多かった環境が助けになったように思います。 楽しい。ようやく仕事以外に目を向けられるようになったよ...。

BOOTH iOSアプリ開発

BOOTHは創作物を取り扱うECサービスで、同人誌から電子工作キット、はたまた自作の洋服まで幅広く取り扱っています。

booth.pm

もともとピクシブに入ったきっかけになったのも、このBOOTHというサービスでした。 2回目の技術書典に参加したときに、出版した技術書の電子版をBOOTHで販売し始めて、iOSアプリ版を触ったら「もっと便利にしたいよ!アプリ版だと電子書籍買えないの!?やってやんよ!」みたいな気持ちになったことを覚えています。

BOOTHの開発に携われたのは幸せでした。

自分が創作活動を始めたこともあり、自分のためになるものを作れているのはシンプルに良いモチベーションでした。 そして活動を通して仲良くなったクリエイターの友達がBOOTHを使って、 同じくクリエイターの友達やファンの人々とやりとりをして仲良くなっていったり、 ユーザーが心からの需要と供給を満たしていく様子を身近で見られた経験がなによりも価値のあるものでした。

身近な人が使うサービスを支える中で、バグで一部機能が使えなくなったこともありました。 最近の自分がこういう問題を避けるために設計・テスト・開発プロセスに興味をもっているのは、こういう部分が根幹になっているように思います。 自分やチームメンバーの能力に依存せず、チームの状況が変わっても安定した品質で価値を提供し続けるために仕組みを整えたいという気持ちが強くなっています。 (これは人を信用しないという話ではなく、柔軟性に富んだ開発方法・チームを作りたいよねというお話です)

pixivコミック iOSアプリ開発

pixivコミックはマンガアプリで、収益を安定化させる取り組みのために広告の実装やその他機能開発に携わりました。

comic.pixiv.net

どこの会社でも人手が足りないように、ピクシブもそうでした。 どうしても人手がより必要なところで発生した仕事を優先したいということで、異動しました。

BOOTHチームとはまた毛色の違うチームで、平均年齢も若く改善サイクルの早いチームで、違った文化を楽しませていただきました。

あと百合特集の編集をまかせてもらえたのとてもよかった。よかったら読んでみて...!

comic.pixiv.net

あとピクシブに投稿されたオリジナル漫画の中からオススメの漫画を紹介する「編集員のオススメ」の仕事が本当に好きでした。

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つめあと

イベント企画、開催、運営

pixiv App Nightなどの技術イベントの運営はこれまで通りやっていたのですが、規模とか期待値が段違いのPIXIV TECH FESに関わったのは大きな経験でした。 文化ギャップみたいなものの中では一番大きなものだったかもしれない...。

conference.pixiv.co.jp

僕はLTコーナーの企画・進行などを行いました。

これまで経験してきたエンジニアイベントとは「1コーナー、コンテンツ、番組としての意識の違い」がありました。 コーナーでクオリティコントロールをするという違いが。

普段やるエンジニアの勉強会を開催するときとの違いはコンテンツを「個人で成り立たせる」か「ハコで成り立たせる」かというものでした。 よく行われるLTは個人の力量にお任せする形なので、クオリティコントロールが無くて運営は比較的ラクなのですが、コーナーとしてハコの品質を考えたときにはそれを調整する必要がありました。

  • このLTコーナーで来場したお客さんに持って帰ってもらいたい印象はなにか
  • お客さんに持って帰ってもらう印象を加味して、登壇いただく方々全員分のLTが伝わりやすいか、ネタとして成立するかなどのアドバイスをしたり
  • お客さんに持って帰ってもらう印象を加味して、必要なオープニング動画やアイキャッチなどのクリエイティブを用意したり
  • 照明さんや音響さんとのやりとりがあったり

なにより初めてのことが多すぎて疲れた......というのが正直な感想なのですが、どうすればコンテンツが作れるのか、 期待した印象を相手に与えるには何をしなければいけないのかという一連の流れが理解(わか)ったのは、これからなにかを始めるときに必ず活きると感じています。 結果的にやってよかった。マジしんどかったけど。

これから

もうちょっとお休みをいただいて、その間に次の会社を決めるつもりでいます。

趣味も増えたし、仕事ばかりするのをやめようと思っているので週3~4日勤務で働く生活にしようと思っています。

次の目標は「エンジニアをやめて、クリエイターとして生きていく」です。 正直に言うとエンジニアに飽きてきた部分があって、もっと表現の世界だったり、作品を通して人の気持ちに触れることがしたいなと思い始めています。 まだ戯れ言レベルだけど、ま言ってやっていればいつか出来るかなと思います。

ピクシブでのダンボー田中は以上となります。今後の活躍も引き続きご期待ください。

20代半ばから30歳前後で訪れるとウワサの、「人生を考えるヤツ」がきてるらしいので話を整理してみた

おばんです、ケンガンアシュラを一気読みしたダンボー田中です。 男の人生に大事なことがいっぱい書いてあったし、武術漫画としてもとても面白かったです。 登場人物それぞれが「「「負けられない理由」」」を持っているのにすごく引き込まれる作品でした。

今日話すのはこんなことです。

  • 仕事に慣れて、これまでやっていたことよりも強く惹かれるものが出てきた && 次のことに集中し始めたら、仕事に対する興味が薄れた
  • これまでの安定していた足場を失って、心身に良くない影響が出てきた
  • 加齢による変化
  • これまでの趣味を支えてくれたもの
  • これからも好きなことをしていくために

仕事に慣れて、これまでやっていたことよりも強く惹かれるものが出てきた && 次のことに集中し始めたら、仕事に対する興味が薄れた

来月で27歳を迎えます。「26はまだ20代半ばで、アラサーじゃないしおじさんじゃないからwww」とか言ってられなくなってきました。 そんな変化の中、ここ1, 2年で価値観や興味も同時に変わってきました。

仕事に関する大きな変化が次のようなものです。

  • 勉強会やイベントに参加する回数が著しく減った
  • 技術的な勉強を一切しなくなった
  • ブログを書かなくなった
  • プログラムの書き方にこだわりが無くなって、一般的で人が読みやすく、設計・テストに難がなく、リリースまでのプロセスが妥当であればまあいっかとなった

プログラマ35歳定年説って、こういう興味が薄れたりするところからくるヤツも含まれるのかも。 なんとなく仕事ができるようになってきたタイミング。 仕事に対する評価とお賃金に納得があるかとかも大きく関係するかも...。

あと自分の場合だと専門的な技術書を2冊書かせてもらったことを大きな節目と感じているかもしれません。 なかなか経験する機会が無い仕事で成果を残せたと思っていて、もう20代は頑張らなくてもいいかもと思っています。

peaks.cc

peaks.cc

節目を迎えて、勉強を頑張ったり仕事で成果を残している中で気付いてしまいました。 「あれ、自分仕事が趣味で仕事のことしかしてなくない???」

なんだか途方もなく虚しくなってしまったので、抗うようにやったことのないことや、やりたかったけどできなかったことにトライしていきました。

tanakalivesinsendai.hatenablog.com

その結果ゲームと、絵や写真、動画作りなどの創作活動にハマりました。 で、今度はのめりこむと止まらない性格なので、元の話に戻ってあんまり仕事の方に精を出さなくなっていきました。

これまでの安定していた足場を失って、心身に良くない影響が出てきた

新しく始めることには苦しみがつきまといます。

  • 「同じようなことをやっている周りの人は結果を出してるから自分ももっと頑張らなきゃ...」
  • 「自分の方が頑張っている気がするのに、あまり認められないな...。いや、力が足りないからだ...。『この世すべての不利益は当人の能力不足』...ヤモリのあにきぃ...」
  • 「自分の方が先に見つけて、ずっと好きなのに、あの人は目に止められて自分は歯牙にもかけられない...。嫉妬...」

なつかしい感情ですね!!! これまでプログラミングを覚えていって、仕事で使えるようになるまでの長い道のりで感じたアレコレがまたやってきたよ!!!

これまで培ってきたスキルや信頼値が役に立たない環境にいきなり身を置いてしまったので、負荷はかなり高かったです。 趣味でつらいことがあっても仕事をして稼がなければいけないのは、仕事を始めるまでとはまた違うところです。

これまで趣味も仕事も重なる領域で生きてきたのでx1の時間で足りていたものが、二つになったことでx2活動しなくちゃいけなくなりました。 えっっっ、世の中の趣味持った人ってみんなこんな二重生活みたいなことしてたんですか?すごい。

加齢による変化

高校、大学、社会人はじめの頃は苦しい感情を抱えながらも若さと体力でゴリゴリ攻められました。 でも二周目の今はその真逆!体力が無い!徹夜したらその後もっと燃え上がるあの感覚はもう戻ってこないようです。

でも無理してでももっとうまくなりたいとなると、無理しちゃって、体調を悪化させて悪循環に陥ります。 自分の場合はこんなデバフをくらってます。

  • 鏹
  • 不眠
  • 低気圧にすぐやられる
  • 体力不足による活動時間の減少
  • 上で上げたような感情不順が起きやすくなる

tanakalivesinsendai.hatenablog.com

結果として仕事でも趣味でも、自分で自分を信用できなくなったり、自信がなくなったり、求めていたはずのアウトプットの精度も下がっていっています。 ウケる。

でもやっぱり趣味が見つかったのはほんとによくて!人生が虚無じゃないんですよ! ゲームやってても無駄とか感じず楽しいし、絵を描いていて「はぁ~これはこんな風に描けばうまくいくんだ。次もまた描けるようになったぞぅ」って少しずつできることが増えて、なにか作れば自分が感じたことを人に共感してもらえて幸せを感じます。

仕事とか勉強以外のことが出来るようになったのは自分的にはすごくて。これまでは仕事・勉強以外のことをしているとすごく焦りを感じてストレスだったり、虚無感があって楽しめなかったりしました。 やりすぎだったので意識的に勉強しないようにしたりして、ようやくここまでこれた感じです。 習慣とか意識を変えようと思って1年半くらいはかかった気がします。(勉強会に出なくなったりしたのはこの一環)

これまでの趣味を支えてくれたもの

心身の状況はかなり良くないんですけど、とりあえずここまで生きてこれた理由は二つありました。 友達と「ダメな自分でもいいや」と思う気持ちです。

友達は、いると話ができます。つらい話でなくとも、楽しい話ができると燃料になります。

あと「ダメな自分でもいいや」と思う気持ちは、言い換えると自己承認のハードルを下げることです。 どこかうまくいかなくても、まあ生きているし。ご飯が食べられてえらい!朝起きられてえらい!少しでも進捗したのはえらい!適宜このくらいのレベルまで下げたら生きてこられました。 そもそもみんな仕事してお金稼いで自分で生きてるだけでめちゃくちゃに偉いと思うんですよ、ぼかぁ!!!

これからも好きなことをしていくために

愚痴を言う

愚痴を言うのって良くないと思って、辛くても抱え込んだりしていました。 それを友達に言ったら「現状抱えていてすぐにどうにかできない問題はしょうがない。今すぐどうしようもなくても努力して、将来に向けて改善しているなら良い。その気持ちのせいで将来を潰しても仕方ない。吐け」って言われて、納得しかなかったので従うことにしました。良いこと言う友達ですね。

嫉妬と距離を置く

嫉妬してしまう情報はミュートする。大体マイナスにしかならない。

良くないものと距離を置く

なんだかきな臭いなと思うものに近づかない。だいたいやりたいことから遠ざかるから。 自分の主義に反すると感じるものに近づかない。言動不一致とか悪意とか。

睡眠

寝ろ。

運動

体力をつけろ。

さいごに

自分の場合は本当に信頼できる友達がいたからどうにかなってる気がしてます。 もしなんかつらいなーとか思ったり、この記事に共感してくれた友達は気軽に話してください。 解決はできないかもしれないけど、ラクにはなるかも。

良く生きるために守るものを守って、新しいことに挑戦し続けていきたいですね。

ケンガンアシュラでもたぶん近いことが描かれてたと思います。知らんけど。

気分が落ち込みがちなことが続いたので心療内科に行きはじめてみた - 経過観察1

薬を飲み始めた影響かわからないけど、集中力がここ最近で一番出なくてヤバヤバだった。 明日から休日挟むし、体が慣れてくれればと思ったり。

そういえば最近周りの人に気を使ったりするみたいなのが全然できてなかった気がする。 人の話を聞くのは好きだし、今は自分がダウンしてるけど、落ち込んでる人の話を聞くみたいな余裕が持てるように早くなりたいねー。

気分が落ち込みがちなことが続いたので心療内科に行きはじめてみた

この記事はなに?

  • 治療を開始したので経緯とかまとめてみたくなったやつ
  • 気持ちの整理として文章に起こしたくなったやつ
  • 近い境遇の人の参考になったり、改善に向けて背中を押すことになればいいなと思ったやつ

まとめ

  • 気分が落ち込んでパフォーマンスが落ちることが増えたように感じて、心療内科に行き始めた
  • 検査をしたところ、ストレス耐久値の最大値が下がっているらしい。あと僕の脳の特性がストレスに過敏らしいことがわかった
  • うつになりかけと診断された
  • 投薬治療を開始して、経過観察することになった

経緯

  • 去年から新しいことをやり続けてて、安定的な日が減った
  • 睡眠時間が減ったり、偏食が増えた
  • 慣れない仕事が続いた
  • 直近大きなストレスとなる出来事が立て続けに重なった

症状

  • 目標が立たなくなった
  • 予定を立てて遂行するのが下手になった
  • 人に何か言うことがとても不安に感じる
  • 集中力が続かない
  • 頭が真っ白になりやすくなった
  • 不意の虚無感
  • 胃痛
  • 起床時の体調不良の頻度が増えて、重くなった
  • 電車の辛さが高まった
  • 家の外に出るとドキドキする(軽度)
  • 仕事で遅刻や欠勤が増えた
  • 精神的な電池が切れたようにダウンして1日寝て終わる日が増えた
  • 大きな仕事を達成しても、満足感がない

やったこととか

3月6日

余裕ない日々が続いていたけど、コロナウイルスの影響でリモートワークになって余裕ができた。 余裕ができて、余裕が無かったことに気づいたので午後休を取って心療内科に行ってみた。 あ!あと直近、友達から近い症状に対して薬飲むとラクになるし、はやくラクになれるならその方がよいという話を聞いていたので、それにだいぶ背中を押されていた。

この日にやったのは症状や生活のヒアリングなどと、光トポグラフィー検査というもの。 光トポグラフィー検査は血流量などから脳の活動量を計測する検査のようで、頭に検査器具をつけて行われた。(なんかマインドコントロールできそうなやつ) 器具をつけて、ある一文字から始まる単語をゆっくり発話していくようなものだった。 検査結果は翌週出ると言われた。

帰りに寄ったラーメン屋さんがあんまりおいしくなくてしょんぼりした🥺

3月12日

仕事を中抜けして検査結果を聞きに行ってみたり。

検査の結果がグラフに出たので、客観的に見ることができたとのこと。 結果が面白かった。

  1. ストレスの耐久値の最大値が下がって、うつになりかけの状態である
  2. 僕の脳の特性として、ストレスに過敏らしい

1については、薬を飲むと治ることがあるらしい。ので、薬を飲みながら様子みることに。

2については、一般的な人がまわりから受けるストレス10に対して、僕は500受けたりするような性質らしい。 脳が過敏。考えが過剰になりがち、らしい。 そういえば直近人になにか依頼したりコミュニケーションとろうとしたときに、ものすごく気が重くてハードに感じたりした。これ大丈夫なときとダメな時があって謎。

で、2について、もしかして作品とかに対して感受性がはたらいて、感情が無限大になりがちだったりするのってこういう性質があるからなのかなとか思った。 逆にこういう特性があるから百合が好きだったり、登場人物や周りの人に対して想像力をはたらかせられるのかも。失いたくないなと思った。

とりあえず経過観察なんだけど、薬には副作用もあって、それが激しくて治療に専念すべきと判断した場合は休職しなきゃいけないとかもありそう。 お金のこととか調べなきゃなあ...。

でも今日寄ったラーメン屋さんは美味しかったのでよかった🤗

直近の感想

正直心療内科に行かなきゃいけない状況になっていたことがショックだった。 自分のやりたいことを選択してきたつもりだったので、それがこなせなかったり合わなかったりすると背水の陣っぽくてじりじりした気持ちになった。 なんか、今まさにやらなきゃ・やりたいと感じることが多くて焦りがち。

あと大学時代に一度うつになったことがあって、薬を飲んだりしていたけれど合わなくて逆に悪化したこともあったので、治療に対してそういう不安があった。

ただ、周りには相談に乗ってくれたり知見を持った友達がたくさんいるので、大丈夫かなとも思ったり。いつもありがとうございます。