おばんです、pixiv TECH SALONでは男性のための女の子声について喋る田中です。
UZUMAKIさんが開催している「iOSアプリ設計パターン入門」勉強会に参加してきたのでそのレポートをします!
「iOSアプリ設計パターン入門」勉強会 by UZUMAKI とは
朝読書会です。始業開始前くらいの時間、8時開始で行われています。
この会は読書会形式で行われており、『iOSアプリ設計パターン入門』の各章を読み合わせる進行です。 詠み合わせて、気になるところで質問したり議論する会となっています。
第3回のテーマは「第7章 MVVM」
この章は私が書きました。\ドヤアァァァ/
著者がいると盛り上がるかな、と思い参加した節もあります! 前回はMVPの章でここも私が書いたのですが、お布団くんが話してくれなくて参加に失敗していました。 MVVMの回では満を持して参加できました。
今日はまにあった #uzumaki_swift
— 🗼ダンボー田中@本を書く✍️ (@ktanaka117) February 3, 2019
RxSwiftを用いないMVVM実装
書籍の中ではRxSwiftを用いないMVVMの実装方法(Notification Centerでの実装)についても触れています。 あえてその部分を書いた理由は以下の二つがあります。
- アーキテクチャパターンとしてのMVVMには特定のライブラリやフレームワークに依存せずとも成り立つということを説明するため
- 標準フレームワークの素のままでMVVMを実装するのはやっぱり厳しいよねということを説明するため
標準フレームワークでガチめな実装をするとこんな風になるよというのは、共著者のmarty-suzukiさんが以下のQiitaでまとめてくださってます。
責務の境界について
- Modelのロジック(ドメインロジック)とViewModelのロジック(プレゼンテーションロジック)のきりわけはどこで行われる?
これ結構難しいんですが、勉強会の中では 表示のためのStringと計算のためのDouble
などの話がされていました。
僕の解釈としては以下のツイートに貼ってあるスライドの通りです。
この辺りの話は、どういう状態なのかも結構キーになるかなと思います。
— 🗼ダンボー田中@本を書く✍️ (@ktanaka117) February 3, 2019
以前やった発表の資料です。#uzumaki_swift
2つの同期 4つの状態 #pixiv_ios_arch #architecture #ios https://t.co/A1dk6J4odu @SlideShareさんから
クソタイポ問題
紙版の説明の中に nvalidate(idText:passwordText:)
という表記がありますが、 n
が不要です。大変失礼いたしました。
ク、クソTypo奴〜〜〜www #uzumaki_swift
— 🗼ダンボー田中@本を書く✍️ (@ktanaka117) February 3, 2019
電子版では直ってます、許してください。
nvalidate(idText:passwordText:)
— SatoTakeshi【Fluid Interface まとめるマン】 (@hatakenokakashi) February 3, 2019
の'n'の誤字は書籍版では直ってますね。
さすがダンボーさん#uzumaki_swift
Rxを使ったときにUITableViewCellのデータバインディングどうする問題
僕もこれは得意な話ではないのですが、 cellForRowAtIndexPath
の中でsubscribeすると購読管理に無理があるので、delegateと併用してやってますよという話が挙がりました。
Resultの.success(())ってなんで通るの?
型としての()がVoidのtypealiasで、
typealias Void = ()https://t.co/joxZmAUyr5#uzumaki_swift
— Naruki Chigira (@_naru_jpn) February 4, 2019
()が空のtupleと同義。空のtupleはつまりVoidだから良いっぽい?
let tuple: () = ()
— Naruki Chigira (@_naru_jpn) February 4, 2019
おなじかっこを書いた時の型と値#uzumaki_swift
参加してみての感想
実際に読んでくれた人と交流できるのは、著者としてとても良い経験でした。 「あー、その部分の解釈は悩みますよねー」とか、読んでる時のリズムの悪さみたいなのが勉強になりました。今後の本書きの参考にさせていただきます。
さっきエモいことを呟いたんですけど、この本を読んで得たものをまたアウトプットして欲しいですし、議論の叩きにしてもらえたら嬉しいです。質問もお気軽に!
拙著『iOSアプリ設計パターン入門』がじわじわとiOS業界で読まれていってる感があって、改めてほんと書いてよかったなってなってきている。
— 🗼ダンボー田中@本を書く✍️ (@ktanaka117) February 17, 2019
参考にしてみてどうなった〜とか逆に悩んでだ部分があるとか出てくると、更にありがたし🙏
議論を加速させるための本でもあります。https://t.co/XquvIqzjF7
今後も「会いに行ける著者」なので、イベントでは気軽に声かけてください〜。ノシ